スポーツ施設工事

その他スポーツ施設

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高橋運動具店ではテニスやバスケットコート、
競泳用プールの工事や点検も取り扱っております。

テニス

テニスコートの材質

地面は材質などで6つに分かれています。

1. 「グラスコート」は材質が天然芝か人工芝です。
2. 「カーペットコート」は絨毯上の材質で、インドアコートに用いられます。
3. 「ハードコート」は、コンクリートにゴム加工をしたものです。
4. 「クレーコート」は、材質が土です。
5. 砂入りの人工芝
6. 「アンツーカーコート」は赤土を材質としています。学校などでは、管理上の理由からハードコートやクレーコート、砂入り人工芝が一般的です。材質によって球の跳ね方・伸び方や足への衝撃などが違います。

コートの地面は、材質によって管理の方法が違ってきます。学校などで良く見られるクレーコートにおいては、管理のやり方によってクラック(亀裂)が発生することがあります。
乾燥などが原因によることが多いです。対処法としては、散水、ローラー転圧、ブラッシングになります。
クレーコートの土は8~15%の水分を含んでいる状態が最も理想的とされています。乾燥が続く場合は、散水を行い、その後、ローラーで転圧します。
日常的にプレー後にブラッシングをすることで、クラックなどのトラブルの予防につながります。また、砂入り人工芝コートの場合は全面張替又は、部分張替が可能です。

テニスで使用するネットの種類等

ネットは硬式用と軟式用があります。上部をステンレスワイヤーやスチールワイヤーで張っており、ネット部分はポリエチレン製のものが多いです。
トラブルとしては、上部で張っているワイヤーが切れてしまうことが考えられます。そうなると使用が出来なくなってしまうので、ワイヤーに細かな破断などがないかの点検が必要になります。
ワイヤーは交換することでまた再利用ができますが、ワイヤーの素材も最近は軽くて丈夫な繊維製ワイヤー(テクノーラ・ダイニーマ)を使用したものが多いです。

バスケットボール(屋外、屋内ゴール)

バスケットボールのゴールや、バスケット板

屋外のバスケットボールのゴールは「固定式」と「移動式」があります。移動式のものは、下部に重りを置き、安定させているのですが、倒れる危険性もあるので注意が必要です。
屋内のバスケットボールのゴールは、壁面に付けられている「固定式」、天井面から吊り下げられている「つり上げ式」、動かすことのできる「移動式」の3つがあります。
バスケット板の素材は、木製耐水板・プラスチック板・FRP 板などがあります。リングネットの素材は屋外用として、ポリエステル・スチールなど、屋内用としてナイロン・ビニロン・スチールなどですが、やはりスチール製は経年劣化するためあまり使用されなくなりました。

劣化によるトラブル等

良くあるトラブルとしては、リングネットの切れ、リングの変形、ボードの劣化・破損、吊り上げ式などで使用するリモコンの作動異常などがあります。
学校の体育館で使われている場合、子どもが色々な形で扱います。通常の扱いとは違った形で扱われることもあります。リングネットなどは消耗品と考え、定期的に交換することが望まれます。
リングに関しては、ダンクシュートなどに備えて、ある程度の重さに耐えられる作りになっています。しかし、中学生などが何人もぶら下がるようなことをすると変形してしまうこともあります。

プール

水泳の授業は、学校で行われる体育授業の中でも深刻な事故が多いのが特徴です。
最悪のケースの死亡事故というものが毎年数件起こってしまっています。施設の管理、指導の充実などがとても大切になってきます。

プール施設の周辺設備

プールの施設は、プール、シャワー、手洗い場、更衣室など通常使われる付帯設備の他、プール自体の注水装置、排水装置、濾過装置などの管理に関する装置があります。
学校などにおけるプールの設置は学校の立地により状況が大きく異なります。都市部でプール建設の為のスペースが地面では取りにくい場合は、校舎の屋上などに設置されます。
都市部でない場合は、25m×10mなどのプールが地面に設置されることが多いです。スペースに余裕がある学校の場合、25mのプールの他に低学年などが使用する小さなプールを併設する場合もあります。
水深は、対象となる人の年齢によって違ってきます。中学校・高校では、1.2~1.4m程度、小学校では、深い部分が1.0m程度で、底が斜面となっており、浅い所もある作りとなっています。小学生のプールでは、深さを補うためプールフロアを使用して底上げします。
幼稚園・保育園などでは、仮設のプールで水泳が行われることが多いです。仮設のものは、園庭や園児の数によって大きさが変わってきます。

プール施設の消耗品等

プールで用いる用具において注意が必要な消耗品としてはコースロープとビート板です。
コースロープは、水で浮くようにプラスチックで作られていることが多いです。使用年数を経ることで、紫外線や熱などの影響で、劣化が進むことがあります。少しでも割れてしまうと細かい破片が水面に浮いてしまい、泳いでいる人の口や鼻などから人体に入ってしまうというトラブルにつながる危険性があります。十分な点検が必要です。
ビート板も劣化が進むとコースロープ同様細かい破片が取れてしまうので、注意が必要です。どちらもあまり古くなったものは用いないことと本来の使い方以外の使い方をしないことが大切です。

床の安全の確保、ろ過装置による水質管理の重要性

プールでは、ほとんどの場所を裸足で歩くことになるので、床面の安全性を確保することが求められます。紫外線や熱の影響で、塗装が剥がれる場合もあります。小さな剥がれなどでも足の裏を怪我してしまう可能性があります。
水質管理も重要で、ある一定の数値を保持する必要があります。残留塩素測定器・水素イオン濃度測定器などで、定期的に測定します。
測定器の他、試薬を使用して簡易的に測定する方法もあります。また、ろ過装置は慎重な扱いが求められます。ろ過装置は、フィルターによって物理的に小さなごみなどを取る装置です。滅菌用の装置が付いているものもあります。
通常、プールを使用している間は、ずっと動かしています。調子が悪くなりろ過装置が機能しなくなると、すぐに水質が悪化してしまい、プールを使用することが出来なくなってしまう可能性が高くなります。定期的なメンテナンスが必要です。

野球場

防球ネットやバックネット、防砂ネット等のネット類・マウンドやベース、スコアボード等の野球場の設備に関して

体育館

床のラインが消えたり、防球ネットが不具合、体育館の床の劣化による子供への危険性や修復方法などのご案内。

校庭・サッカー

校庭の防球ネット・その他校庭遊具やサッカーゴール等の劣化による危険性や工事、メンテナンス方法等。

武道場

他の競技と違い、畳を使用している武道場。他の運動施設以上に床(畳)の管理が非常に重要になります。

体育施設、スポーツ施設、遊具の工事・点検
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