スポーツ施設工事
野球場
野球場の設備は、日々の練習や試合等で少しずつ傷んでいきます。
野球場設備の点検・工事は高橋運動具店にお任せください。
防球ネット
防球ネットの種類や事故の危険性
防球ネットは、野球の練習や試合の際、ボールがグラウンドの外へ出て行ってしまうことによるトラブルを防ぎます。
最近のネットは、強度も強くそれでいて重量が従来の物よりも軽いものが多いです。 基礎工事などを行いしっかりとしたコンクリート支柱を立ててネットを張る常設のタイプと軽い素材を使い移動可能な簡易移動式のタイプなどがあります。
移動式のタイプの使い方としては異種球技の区分けとボールが区域外へ飛び出すことを防ぐ防球の意味があります。
しっかりとした支柱がある常設の物でも強風などで倒れるという危険性があり、まれに事故が起こります。
支柱や枠にペンキを塗るという手入れを行うことがありますが、そういったことは見た目はよくなりますが金属部の腐食などが見えにくくなる場合があるので、避ける方が良いとされています。
点検の際に正確に状況を把握しにくくなってしまいます。
劣化の見分け方
交換は破損したネットのみを変える場合と腐食・劣化による交換の必要性がある支柱も含めて全面的に交換する場合があります。
支柱も含めて全面的に工事をしていく場合、他の部分も含めて工事を行う場合も多いです。
金属部分は茶色に腐食していると強度も低くなっていると考えられます。
特に基礎部( 地面の取り付け部分) が雨などの水分や湿気の影響を受け腐食しやすい箇所です。
バックネット
バックネットとは
防球ネットと似た役割を果たします。ホームベース後方に設置され以前のタイプは小中学校などで見られる下方部分がコンクリートや木材などで作られている場合が多くありました。
現在は、支柱を利用して立ち上げ、ファウルボールの飛び出しを防ぐ為の天井ネットを付けたりします。
防球ネット同様にペンキを塗るだけでは問題は解決せず、強風などによって倒れるという危険性があります。
バックネットの劣化による危険性
防球ネット同様にペンキを塗るだけでは問題は解決せず、強風などによって倒れるという危険性があります。
また、ボールがよく当たる部分はネットやワイヤーの破損の可能性が高くなります。学校などでよく見られるワイヤーの物は適切なケアをしておかないと子供の怪我などにつながる可能性があり注意が必要です。
交換は防球ネット同様でネットのみを変える場合と支柱を含めて全面的に交換する場合があります。素材は金網の方が強度も保てる為、支柱も含めて全面的に工事を行う場合が多いです。
マウンド
マウンドは、「公認野球規則」でマウンドまでの高さやホーム方向への踏み出しの勾配などが規定されています。
使っているうちに、ピッチャープレートの前が堀下がることがよくあり、そのことによってプレー性や安全性が低下することがあります。
ピッチャープレートはスパイクで良く踏まれる部分なので破損が起こりやすいです。
マウンドのプレートの交換時期は使用頻度によって変わってきており、またベースと同じでスパイクの裏が金属製かゴム製のピンのスパイクで使われるか否かで交換の頻度は変わってきます。
マウンドの破損による影響等
プレート前の堀下がり同様、プレートの劣化はピッチャーの投球の際のプレー性に大きな影響を与えます。
試合全体に関わる部分なので、きちんとした状態を保つことが大切です。
マウンドはグラウンド整備の一部として行う場合もあり、マウンドのみの場合とホームベース塁ベースの埋め金具の交換をすることでダイヤモンド整備に繋がります。
ベース
素材としては、置くだけの非固定タイプ( ゴム製・帆布製) のものと埋め金具をつけた固定タイプ( ウレタン製) とがあります。
特に裏が金属製ピンのスパイクを使うような状況の場合は配慮が必要です。
布製のベースの場合表面が切れる場合があり、ベースの破損はその部分にスパイクが引っかかることによって大怪我に繋がる可能性があるので早めの対応が望ましいです。
布製のベースに比べてウレタン製のベースはずれにくく耐久性があるので交換の頻度は少なくなります。
スコアボード
プロ野球で使われるような球場にある電光掲示のタイプのものから移動式の学校などに一般的に設置がしてある非電気の小さいものまで様々なタイプがあります。
電光掲示のタイプは、LEDを用い小型なものも開発されており、高校の野球場などにも設置されています。
機械的にも堅固で視認性にも優れています。
旧型の非電気のタイプでは内容をチョークなどで書き込みをするタイプと事前に書いたものを掲示するタイプのものなど各種あります。
使用目的や導入時予算・頻度などによって設置するものを選ぶことができます。
防球ネットなど同様、金属部分の腐食がチェックのポイントになります。
また、屋外に設置されていることからチョークで書き込む部分の劣化もあります。
防砂ネット
防砂ネットとは
防砂ネットは防球ネットやバックネットとは違い、グラウンドにある砂が近隣の住宅などへ飛散することを防ぐ為に用いられるものです。
また、目隠しの意味合いもあり、外からの視線を見えづらくする効果もあります。
特に都市部など広くないところに施設がある場合に配慮が必要になってきます。
色も多様にある為選択肢も多く、ネットの目の間隔が細かいことで砂などが通過することを防ぐことができます。
設置の際は、その場所での風の吹く方向などを考慮し、また、視線を遮るという事では住宅街などの場合、外からグラウンドを見えにくくする工夫も必要です。
その他にグラウンドを全面人工芝にしてしまうというものがあり、人工芝にしてしまうことで、砂の飛散を防ぎます。但しこれには少々コストが高くつき、また、もう少し簡易なものでは土を変えるという方法もあります。 防塵効果の高い土に変える事で、砂の飛散などを減らすことができます。 防球ネットなどと同様、ネットの破損、金属部分の腐食がチェックポイントになります。 交換はネットのみの場合と支柱も含めた全部を交換する場合があります。
体育館
床のラインが消えたり、防球ネットが不具合、体育館の床の劣化による子供への危険性や修復方法などのご案内。
校庭・サッカー
校庭の防球ネット・その他校庭遊具やサッカーゴール等の劣化による危険性や工事、メンテナンス方法等。
武道場
他の競技と違い、畳を使用している武道場。他の運動施設以上に床(畳)の管理が非常に重要になります。
その他スポーツ施設
テニスのコートやネットのメンテ、バスケットボールのゴールや、その他プールサイド周辺の整備なども行います。