スポーツ施設工事
体育館
体育館は床がキズ等の影響でラインが消えたり、
安全のための防球ネットが破れたりする可能性があります。
防球ネット
体育館での防球ネットの使用
体育館にある防球ネットは、体育館の中央で分ける時などに利用され、中学校や高校などで複数の部活が一度に活動する時などによく利用されます。
また、小学校などでは体育館を2クラス同時に体育授業で利用する際などに利用します。このネットがあることで、体育館内のスペースを効率よく使うことができるようになります。
特にボールなどを使う活動の場合、ボールが他の活動をしている団体のスペースへ転がっていくことを防ぐことができ、またステージなどにボールなどが行かないようにしたり、壁面にあるものを保護したりする形で利用されているものもあります。
防球ネットの不具合による危険性
通常はまとめておき、必要な時に広げて使用することが多いです。屋外のものではないので雨風にはさらされないので、屋外のネットに比べると劣化は少ないです。
ただし、注意する点としては、学校などの体育館の場合、子どもが遊んでしまうことによって壊れてしまうということがあります。
強く引っ張ったり、よじ登ろうとしたりすることによる影響です。ネットが切れたり、張っている上のワイヤー部分が傷んだりすることなどが考えられます。
不具合があるままで使用していると、ネットが切れている部分に子どもが引っかかったり、全体が取れてしまったりというトラブルの可能性があります。
床のライン
床のラインの種類
体育館は、行われる競技のルールに従ったラインが床面に書かれています。バスケットボール用、バレーボール用、バドミントン用などが色を変えて書かれていることが多いです。
これらのラインは大きく2種類があります。
固定して基本的にはずっと外さない塗るタイプのものと一時的に使用するシール状の貼るタイプのものです。
多くの学校の体育館には、バスケットボール用のコートが書かれています。これらは、一度ラインを塗ったらほとんど外しません。
床を保護するワックスもその上から被せていきます。
一時的に使う貼るタイプは、大会や体育の授業のためにある一時期だけ利用するもので、粘着力が通常のものよりも少し弱くなっており、床への影響が少なくなっています。
期間は2~4週間程度向けの商品があります。
床のラインの素材
素材は、用途によって違ってきます。伸びないタイプと伸びるタイプがあります。伸びないタイプは直線で利用し、素材はポリプロピレン、PVCです。
バスケットボールの外周の臨などに使われます。
伸びるタイプは曲線に利用し、素材はビニールです。センターサークルなどに使われ、テープの幅や色は各種あります。
それぞれの競技で決められたものを使用しています。例えば、フットサル用は8センチの幅になっています。
床のラインの劣化による危険性
床のラインに関する不具合としては、擦り切れてくることがあります。これは使用頻度と掃除のやり方などが影響をしています。
使用頻度については、やはり多く使われている場合は、年数と共に部分的に切れてしまうことなどがあります。
掃除のやり方では、一般的にはモップなどで清掃が行われます。しかし、学校などでは雑巾による水拭きなどが行われている所もあります。
その際の水分が床の木材に影響を与え、床が変質し、その結果、テープに不具合が生じるということがあります。
ワックスなどでの保護も含めて、きちんと管理ができている場合は大丈夫ですが、管理が不十分な場合、安全面も含めて配慮が必要になります。
体育館の床は小さなささくれのようなものでも、子どもに刺さってしまうことで大きな怪我につながってしまうことがありますので、十分な安全への配慮が求められます。
バスケットボード
バスケットボードの種類
体育館にあるバスケットボードは、壁面に付けられている「固定式」、天井面から吊り下げられている「つり上げ式」、動かすことのできる「移動式」の3つがあります。
一般的なものが「固定式」で、体育館の周囲の壁に据え付けられているものです。ミニバス用と一般用で高さを調整できるものもあります。
「吊り下げ式」は、通常は巻き上げられており、必要になった時に、下げてきて使用するものです。
「移動式」は、校庭などで良く見られるものです。あまり多くはありませんが、体育館用の移動式のものもあります。プロの試合が行われるような大きな体育館などで用いられることが多いものです。
バスケットボードの素材や不具合によるトラブル
ボードの素材は、以前は木材のものが主流でした。最近は透明のアクリルのものが増えてきています。応援席があるような場所では、見やすさを考え、透明のボードが設置されることが多いです。
良くあるトラブルとしては、ネットの切れ、リングの変形などがあります。学校の体育館で使われている場合、子どもが色々な形で扱います。
通常の扱いとは違った形で扱われることもあります。ネットなどは消耗品と考え、定期的に交換することが望まれます。
リングに関しては、ダンクシュートなどに備えて、ある程度の重さに耐えられる作りになっています。しかし、中学生などが何人もぶら下がるようなことをすると変形してしまうこともあります。
野球場
防球ネットやバックネット、防砂ネット等のネット類・マウンドやベース、スコアボード等の野球場の設備に関して
校庭・サッカー
校庭の防球ネット・その他校庭遊具やサッカーゴール等の劣化による危険性や工事、メンテナンス方法等。
武道場
他の競技と違い、畳を使用している武道場。他の運動施設以上に床(畳)の管理が非常に重要になります。
その他スポーツ施設
テニスのコートやネットのメンテ、バスケットボールのゴールや、その他プールサイド周辺の整備なども行います。
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